目次
環境
OS:Debian Wheezy amd64
インストールするソフトウェアが多いので個々のパージョンは省略.
‘apt-cache show’などで確認してください.
インストール
Tracのインストール
- コマンド apt-get install trac
- 提案パッケージは後から入れるので次の質問に[Y]と答えてください. 以下の特別パッケージがインストールされます:
apache2 apache2-mpm-worker apache2-utils apache2.2-common docutils-common
docutils-doc libsvn1 python-babel python-docutils python-genshi
python-pygments python-roman python-setuptools python-subversion python-tz
subversion
提案パッケージ:
apache2-doc apache2-suexec apache2-suexec-custom texlive-lang-french
doc-base python-genshi-doc ttf-bitstream-vera subversion-tools db5.1-util
libapache2-mod-wsgi python-textile trac-git trac-spamfilter trac-bzr
trac-mercurial trac-accountmanager trac-email2trac trac-xmlrpc trac-wysiwyg
trac-mastertickets trac-customfieldadmin trac-bitten trac-authopenid
trac-graphviz trac-wikirename trac-wikiprint trac-ja-resource
python-psycopg2
以下のパッケージが新たにインストールされます:
apache2 apache2-mpm-worker apache2-utils apache2.2-common docutils-common
docutils-doc libsvn1 python-babel python-docutils python-genshi
python-pygments python-roman python-setuptools python-subversion python-tz
subversion trac
アップグレード: 0 個、新規インストール: 17 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
10.8 MB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 38.2 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]?
libapache2-mod-wsgi のインストール
- コマンド apt-get install libapache2-mod-wsgi
- 次の質問に[Y]と答えてください. パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています… 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
libpython2.6
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libapache2-mod-wsgi libpython2.6
アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
1,240 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 3,342 kB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]?
trac-git のインストール
今回はVCSにGitを使いたいので trac-gitをインストールします.
- コマンド apt-get install tac-git
PostgreSQLのインストール
- コマンド apt-get install python-psycopg2 postgresql
- 次の質問に[Y]と答えてください. パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています… 完了
以下の特別パッケージがインストールされます:
libpq5 postgresql-9.1 postgresql-client-9.1 postgresql-client-common
postgresql-common python-egenix-mxdatetime python-egenix-mxtools
提案パッケージ:
oidentd ident-server locales-all postgresql-doc-9.1
python-egenix-mxdatetime-dbg python-egenix-mxdatetime-doc
python-egenix-mxtools-dbg python-egenix-mxtools-doc python-psycopg2-doc
以下のパッケージが新たにインストールされます:
libpq5 postgresql postgresql-9.1 postgresql-client-9.1
postgresql-client-common postgresql-common python-egenix-mxdatetime
python-egenix-mxtools python-psycopg2
アップグレード: 0 個、新規インストール: 9 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
6,177 kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 25.0 MB のディスク容量が消費されます。
続行しますか [Y/n]?
設定
Gitリポジトリを作る
$ mkdir /path/to/repos
$ git init /path/to/repos
PostgreSQLの設定
- ユーザー作成コマンド su – postgres -c ‘createuser -U postgres -S -D -R -E -P USER’
- DB作成コマンド su – postgres -c ‘createdb -U postgres -O USER -E UTF8 PROJECT’ USER と PROJECTは適切なものに置き換えてください.
新しいTrac環境を作る
- コマンド $ trac-admin /path/to/projectenv initenv新規 Trac Environment /path/to/projectenv の生成はじめに、プロジェクトのデータベースの初期化と準備をするために、
あなたの環境についていくつか確認をします。プロジェクトの名前を入力してください。
この名前は、ページのタイトルと説明に使用されます。プロジェクト名 [My Project]> 好きなプロジェクト名を入れてください. 使用するデータベースへの接続文字列を指定してください。
デフォルトではローカルに SQLite データベースを作成します。
既に存在する PostgreSQL データベースを使うこともできます。
(Trac では、接続文字列は厳密に表記する必要があります。
詳細は Trac のドキュメントを参照してください)データベース接続文字列 [sqlite:db/trac.db]> ここでは,データベースにPostgreSQLを使うので
‘postgres://USER:PASSWORD@localhost/PROJECT’
(USER,PASSWORD,PROJECTは上記DB作成時のもの
に置き換える)と打ち込んでください. プロジェクトの生成と初期化
デフォルトの Wiki ページのインストール
TracImport を /usr/lib/python2.7/dist-packages/trac/wiki/default-pages/TracImport からインポートしました
<中略>
TracUnicode を /usr/lib/python2.7/dist-packages/trac/wiki/default-pages/TracUnicode からインポートしましたTrac Environment ‘PROJECT’ ができました。今後、この環境の設定をする場合は、次のファイルを利用します:/path/to/projectenv/conf/trac.iniあなたがこの新しいプロジェクトのテストを考えているなら、
スタンドアロンウェブサーバ `tracd` を試してみてください:tracd –port 8000 /path/to/projectenvそれから、ブラウザで http://localhost:8000/projectenv にアクセスします。
インストールしたバージョンに合わせた今後のセットアップ情報などが含まれた、
ドキュメントが閲覧できます。(例えばウェブサーバで公開する手順など)最新のドキュメントは、プロジェクトのウェブサイトから入手できます:http://trac.edgewall.org/Congratulations!
Tracプロジェクトのテスト
- コマンド tracd –port 8000 /path/to/projectenv
- ブラウザで確認 http://localhost:8000/projectenv にアクセスします.
ディレクトリをウェブサーバユーザーで書き込めるようにする
- コマンド chown -R www-data /path/to/projectenv
Apache(WSGI)の設定
- コマンド $ trac-admin /path/to/projectenv deploy /path/to/www/trac次の場所からリソースをコピー中です:
trac.web.chrome.Chrome
/usr/lib/python2.7/dist-packages/trac/htdocs
/path/to/projectenv/htdocs
スクリプトを作成しています。 このコマンドで’/path/to/www/trac/cgi-bin’以下にスクリプトが作られます. - httpd.confの設定 WSGIScriptAlias /trac /path/to/www/trac/cgi-bin/trac.wsgi WSGIApplicationGroup %{GLOBAL} Order deny,allow Allow from all
trac-gitの設定
プロジェクトごとにGitを使うか他のVCSを使うか決めたいので
/path/to/projectenv/conf/trac.ini ファイルを編集します.
具体的には次の行を加えます.
[components]
tracext.git.* = enabled
Apache2のリスタート
変更後,サーバをリスタートします.
- コマンド /etc/init.d/apache2 restart
参考ドキュメント
TracModWSGI – The Trac Project
modwsgi – Python WSGI adapter module for Apache. – Google Project Hosting
Trac on modpython — Trac v0.12-dev documentation
/usr/share/doc/trac/README.Debian.gz
/usr/share/doc/trac-git/README.Debian