KVMを使ってFedora19をインストールする方法

コンピュータ構成

  • マザーボード:P5B Deluxe
  • CPU:Intel(R) Core(TM)2 Quad CPU Q6700 @ 2.66GHz
  • メモリ:5GB
  • ハードディスク:2TB(Serial ATA接続)
  • ホストOS:Debian Jessie amd64

CPUが仮想化対応かどうか確認する方法

コマンドラインから下記のコマンドを実行することで確認できる.

  • intelプロセッサの場合
cat /proc/cpuinfo | grep vmx
  • AMDプロセッサの場合
cat /proc/cpuinfo | grep svm
  • CPUがintelプロセッサの場合の出力例
cat /proc/cpuinfo | grep vmx
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts rep_good nopl aperfmperf pni dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr pdcm lahf_lm dtherm tpr_shadow vnmi flexpriority
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts rep_good nopl aperfmperf pni dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr pdcm lahf_lm dtherm tpr_shadow vnmi flexpriority
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts rep_good nopl aperfmperf pni dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr pdcm lahf_lm dtherm tpr_shadow vnmi flexpriority
flags           : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush dts acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht tm pbe syscall nx lm constant_tsc arch_perfmon pebs bts rep_good nopl aperfmperf pni dtes64 monitor ds_cpl vmx est tm2 ssse3 cx16 xtpr pdcm lahf_lm dtherm tpr_shadow vnmi flexpriority

カーネルモジュールがロードされているか確認する方法

lsmod | grep kvm
kvm_intel             123583  0
kvm                   301458  1 kvm_intel

intel CPUの場合,kvm_intelがロードされていればO.K.

ディスク構成

本番環境と同程度の性能を出したいのでLVM(論理ボリュームマネージャー)を

使って作成したLV(論理ボリューム)を仮想マシンに割り当てる.

その他下記のものもストレージとして利用できる.

  • イメージファイル
  • ブロックデバイス(ディスク全体,もしくはパーティション)

Linux KVM関連パッケージの導入と設定

パッケージのインストール

aptitude install virt-manager qemu-kvm libvirt-bin

一般ユーザの追加

一般ユーザーで仮想マシンマネージャー(virt-manager)を起動し,

仮想マシンを管理できるようにするため,

libvirtグループに,一般ユーザを追加する.

adduser hoge libvirt
ユーザ `hoge' をグループ `libvirt' に追加しています...
ユーザ hoge をグループ libvirt に追加
完了。

ネットワークの設定

本番環境のサーバーと同じ構成にするため,ブリッジ接続にする.

ホストOSの/etc/network/interfaces

物理ケーブルはeth1につながっている.

  • DHCPを利用する場合
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto br0

# Set up interfaces manually, avoiding conflicts with, e.g., network manager
iface eth1 inet manual

# Bridge setup
iface br0 inet dhcp
bridge_ports eth1
  • 固定IPアドレスを設定する場合
 # The loopback network interface
 auto lo 
 iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto br0

 # Set up interfaces manually, avoiding conflicts with, e.g., network manager
 iface eth1 inet manual

 # Bridge setup
 iface br0 inet static
	bridge_ports eth1
	address 192.168.3.3
	broadcast 192.168.3.255
	netmask 255.255.255.0
	gateway 192.168.3.1

OSを再起動する.

‘brctl show’コマンドを実行

bridge name     bridge id               STP enabled     interfaces
br0             8000.0040c799d999       no              eth1

eth1が表示されればO.K.

詳しくは ⇒ BridgeNetworkConnections – Debian Wiki

仮想マシンのマネージャーの起動

virt-manager &

仮想マシンの作成

新しい論理ボリュームの作成

ボリュームグループpoolから論理ボリュームfdld6419を作成する.

sudo lvcreate -L 8G -n fdld6419 pool

仮想マシン名の設定とインストール方法の選択

仮想マシンマネージャーのウインドウで「localhost (QEMU)」という部分

にカーソルを合わせ,「右クリック」⇒「新規(N)」または上部の「新規」ボタン

を押す.仮想マシン名は「Fedora191-KDE-X86_64」とした.

ダウンロードしたISOイメージを使うので

デフォルトの「ローカルのインストールメディア」を選択する.

仮想マシン名の設定とインストール方法の選択

※ Fedora 19 デスクトップ版について

標準的なGNOMEベースのFedoraデスクトップ版のISOイメージで最初インストール

した.しかし,インストール完了後ログインしてもデスクトップ画面に移行せず

かたまってしまう現象が出る.原因不明で今回はKDE ベースの Fedora

デスクトップ版「Fedora 19 KDE Spin」を使用した.

インストール元メディアの選択

「ISOイメージを使用」を選択する.ダウンロードしたISOファイルを指定する.

OSの種類は「Linux」,バージョンに「Fedora19」がなかったので

「Fedora18」を指定した.

インストール元メディアの選択

仮想CPU数,メモリ容量の選択

メモリーはデフォルトの「1024MB」,CPUは「2」にした.

仮想CPU数,メモリ容量の選択

仮想ディスクの設定

ここでは,下の参照ボタンをクリックしあらかじめ作成した「fdld6419」を指定する.

仮想ディスクの設定

ネットワークの設定(ブリッジ接続する場合)

「詳細なオプション」をクリックし,ブリッジ接続になっているか確認する.

「完了」ボタンを押す.

ネットワークの設定(ブリッジ接続する場合)

このようして仮想マシンが完成し,次に「Fedora Live」が起動する.

Fedora19のインストール

ハードディスクへインストール

画面上の「install to Hard Drive」をクリックする.

ハードディスクへインストール

言語の選択

日本語(日本)を選択し,右下の「続行(C)」をクリックする.

言語の選択

インストール先の選択

ストレージの「インストール先(D)」をクリックする.

インストール先の選択

インストール先の「Virtio Block Device」をクリックする.

Virtio Block Device

インストールオプション

すでにFedora19 Desktop版がインストールしてあるので容量不足の表示がされた.

「領域を確保する(R)」をクリックする.

インストールオプション

ディスク領域の獲得

「削除」ボタンをクリックする.

ディスク領域の獲得

次に「領域を確保する(R)」をクリックする.

領域を確保する

右下の「インストールを開始(B)」をクリックする.

インストールを開始

しばらくすると,進捗状況を示すバーの上部に「完了しました」が表示される.

完了しました

ユーザーの設定

rootパスワード

「rootパスワード(R)」をクリックする.

rootパスワード

「rootパスワード(R)」と「確認(C)」にパスワードを入力し,

左上の「完了(D)」をクリックする.

完了

ユーザーの作成

「ユーザーの作成(U)」をクリックする.

ユーザーの作成

「フルネーム(F)」,「ユーザー名(U)」,「パスワード(P)」と

「パスワードの確認(C)」にそれぞれ入力し,

左上の「完了(D)」をクリックする.

ユーザー名完了

右下の「設定完了(F)」をクリックする.

完了しました

システムをインストールし始める.

システム再起動

正常に終了したら右下の「Quit」をクリックする.

Quit

いつまで経っても再起動しないので,仮想マシンの

「シャットダウン」⇒ 「再起動」をクリックした.

「Restart Computer」をクリックしだが,結局再起動しなかった.,

Restart Computer

仮想マシンマネジャーから「Fedora191-KDE-X86_64」を

右クリックし「実行(R)」で起動できた.

実行

KDEデスクトップ画面

KDEデスクトップ画面

仮想マシンの実行と停止

仮想マシンマネージャー上から

  • 実行:対象の仮想マシンを「右クリック」⇒「実行」.
  • 停止:対象の仮想マシンを「右クリック」⇒「シャットダウン」⇒「シャットダウン」.

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